生存報告と拍手返信兼、夢SS置き場。
SSは本編に絡んでいるようで絡んでない感じのもの。
案外ジャンル問わずなんでもありになってたりします。
増える増えないは気分次第です(笑)
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これはVS夢ってやつなんかな??
とにかくタイバニの虎と兎に愛されています。
どうでもいいけど自分が書くと大体テンパリ乙女になるんだがなぜ?
コレ布団の中で見た夢が元なのですが、3割くらい捕捉と願望があります。
いやあマジドリーム脳だわwwww
主人公設定
主人公はフツーの子で虎鉄と昔からの付き合い。バニーとは虎鉄経由で知り合い→お友達
豆腐メンタルも精神やや未発達なのも知ってる。
ので、気分はお母さん。
バニーよりちょっと年上。
名前変換は漢字の子です
唐突に始まり唐突に終わる
そんな感じで始まり始まり~
虎徹くんとバニーの小旅行に、私も付き添っていいことになった。
いいなあって呟いただけだったのに、虎徹くんはちょっとだけ渋い顔をしたあと、「バニーに聞いてみる」と言って。翌日はバニーから「一緒に行けるなんて嬉しいです」と電話があった。
私も喜んでバニーと虎徹くんにありがとうと伝えた。旅行なんて、いつぶりだろう。しかもこの3人で旅行なんて、絶対にできないって思っていた。2人ともHEROだし、バニーなんて忙しさが尋常じゃない。
思いがけない幸運は、ボストンバックを取り出して荷造りしている最中に、無意識に鼻歌まで歌わせた。
どんな旅になるんだろうと、私は1人浮かれていたのだ。
旅行当日、閑散とした早朝を狙って虎徹くんの車が迎えに来てくれて、そのまま郊外の空港へ向かう。
目指すのはシュテルンビルドから遠く離れた観光地だ。歴史深い街と囲う景観が有名な所だという。
HEROという、一種アイドルと同等の有名度は、近くの観光地ではパニックが起こるだろう、という配慮から。というのは建前で、実際は誰かに邪魔をされたくないためである。
最寄りの空港に降り立って、バスに乗り込む。
観光地行きのため、すでに席はまばらだった。
これは相席も仕方がないか、と考えて。同じ意見だった虎徹くんは早々と、近くにある席に座ってしまった
「郁もバニーも、早く座れよ」
すぐ発進するぞ。と促されても、唸るしかない。どこも荷物で席を取っていたりして、座りにくいのだ。
どうしようかとバニーに視線をむけると、バニーは私の後ろを指差した。
さっきは人がいたのに、二人分並んで空いている所があった。
荷物を持って降りる人がいるから、間違えたのだろうか。
「よしよし。こんな人ほっといて、私たちは別の所座ろ」
「っだ!こんな人とか傷つくっつの!」
虎徹くんが後ろから何か叫んでいるけど聞こえないふり。「運良かったねえ」とバニーを引っ張り席を確保して人心地ついた。虎徹くんからは少し離れたけど、行き先はわかっているんだから問題ない。
一旦窓側に私、通路側にバニーという並びになって、ふと、大丈夫だろうかと考えた。見目麗しいバニーは、なんだかんだナンパされやすい。
しかし、バスは走り出してしまい、結局交換するのを逃してしまった。席のことは緊急時にでも直せばいいかと思うことにした。
「すこし、寒いですね」
「そう?」
冷房付いてるのかな?
バニーの呟きに、天井部の通気孔を見る。
角度は天井を這うように横に向いているが、ひょっしたらバニーにかかっているのかもしれない。
「ちょっとごめんね」
立ち上がって通気孔を操作してみるけれど、結局さらにバニーに風があたることにしかならず、無意味に向きを元に戻すしかなかった。
「ごめん、バニー」
「大丈夫ですよ。気にしないでください」
「あんまり寒かったらこれ羽織ってね」
ストールをバニーの足元にかぶせてやる。微笑むバニーに申し訳ない。せめて閉じれるタイプとかならなんとかなっただろうに!
憤慨していると、ふと肩に重みが乗った。バニーが頭を乗せてきたのだ。
疲れてるのかなあとそのままにしてあげて、自分も軽く頭を預ける。
「バニーあったかい」
「郁さんも、暖かいですよ」
触れている所から温もりが伝わって、ほっこり癒される気分だ。
しかも相手はバニーとか。役得だ。
ほわほわしながらそのまま目をつむってうつらうつらしていると、暫くして、バニーが動いた。
こっちの体勢が変わらないようにしてバニーの頭が移動している。
目を閉じたまま動きを追っていると、両頬が何かに包まれた。
え、と、思わず目を開ける。開けないほうが、心臓のためだったと、すぐに後悔した。
「ば、にい?」
バニーの顔が目の前にある。ちょっと動けば触れてしまいそうなほど近い。
こんな、角度を間違えればキスしているような距離でバニーに見つめられているなんて、ありえない。
「えと・・・・な、何を、していらっしゃるんでしょう・・・」
「わかりませんか?」
わ、わかったら怖い気がするんですけど・・・!!
優しく、睦言みたいに囁いてくるバニーの声。吐息がかかってくすぐったいどころか、体中が驚いて固まってしまった。バニーの表情がどうかなんてわからない。混乱している私には、バニーの目なんてとても見れなかった。というより、かすかに動き触れるか触れないかの形のいい唇に目が釘付けにされて見れない。
デコこつん状態で、目の前にはバニーの唇が触れそうな位置にある。
息詰めてないといけないような気分でまともに息吸えない。
「何してんの」
「こ、虎徹くんっ」
かけつけた虎徹くんがバニーを引きはがして、ようやく私はときめき地獄から解放された。
助かったと思いつつ、ちょっと残念だったかなとか思ってしまった。イケメンに迫られるのは、全女子の夢だ。
息を吐いて動悸を落ちつけようとしていると。
「郁はやらないからな」
「・・・っ」
今度は虎徹くんに抱きしめられてしまいました。
「え、う・・・・」
何このじょうきょおおおおおおおおお
や、やめてやめて!!お願いだからこれ以上身が持たないし周りの視線が怖いから痛いから目立つことしないでええええええ。
ごめんなさい隣の人!目のやり場悪くてごめんなさい!
離れてもらおうともがくけど、虎徹くんは離れてくれない。というか、きっとバニーを睨みつけるので忙しいんだろうな・・・ははは。
そうやって諦めてしまうと、虎徹くんの抱擁は結局気持ちいいし、流されてもいいかと思えてきた。
でも、なんか、もっとぎゅって抱きしめられたいかも。
ふっと力抜くと回されてる腕が強くなる。丁度いい締め付けに、なんだか安心する。お父さんお母さんに抱きしめられる子供って、こんな感じなのかな。私の幼少は恥ずかしいからと突っぱねていたから分からないけど。
はああー・・・これからどうなるか・・・・不安・・・・
主に私の心臓が。
END
つづきませんww
この子の名前を友恵にすると・・・・ちょっとあれかもしれないwww
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