生存報告と拍手返信兼、夢SS置き場。
SSは本編に絡んでいるようで絡んでない感じのもの。
案外ジャンル問わずなんでもありになってたりします。
増える増えないは気分次第です(笑)
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ふりー えたーなるさまー12話を見た後で眠ったらあら不思議。ハルちゃんとマコちゃんが出てきたよ。
そんな夢を9割くらい元にして描いたお話です。
12話の内容バリバリ影響受けているので、12話見た後のほうが分かりやすいです。
遙と真琴と夢主しか出てきません。
はるまこは永遠です。
ツーカー幼馴染萌
興味がわきましたらどうぞ。
※変換は漢字名前のみです。
そんな夢を9割くらい元にして描いたお話です。
12話の内容バリバリ影響受けているので、12話見た後のほうが分かりやすいです。
遙と真琴と夢主しか出てきません。
はるまこは永遠です。
ツーカー幼馴染萌
興味がわきましたらどうぞ。
※変換は漢字名前のみです。
※夢主は遙、真琴と幼稚園からの幼馴染という設定です。
遙がオーストラリアから帰ってきた。
そう知らせがあってすぐに、私は遙の家に向かった。
知らずほろりほろりと涙か溢れて、頬を撫でて風と一緒に消えていく。
遙に---------きっともういるだろう真琴にも---------見られたくなくて、駆ける足は止めずに涙を拭った。
遙の家の玄関をくぐり、靴を投げ脱いで上がりかまちに登り廊下を走る。
声をかけず今を開けると、水着の遙と真琴がいた。
「郁!」
「あ、ええと、ラブラブタイムにお邪魔しちゃったかな・・・・」
遙も真琴も寝そべってくつろいでいて、突然現れた私にずいぶん驚いていた。
なんだか気まずい二人の空気を感じて、冗談めいた言葉で笑い、部屋の隅に座る。
ああ、でも二人がいる。一緒にいる。それだけでまた、目尻に涙が浮かんだ。
無言で着替えにいく遙を見ると、この間までの迷い顔はなくて、晴ればれとした、見つけたかったものを見つけた顔をしていた。
よかった。遙は道を見つけたんだ。歩きたい道が見つかったんだ。
夢が、できたんだね。
嬉しい。とても嬉しかった。
なのに私は、寂しさでいっぱいだった。
酷い女だね。素直に祝福できないなんて。
泣いちゃ駄目だと思ってるのに、涙が溢れそうになる。
私の夢、願いはささやかだった。
遙と真琴と離れたくない。
ずっと一緒にいたい。
ただそれだけ。
ささやかで傲慢な気持ち。
わかっているよ。
誰だってなんだって、変わらないものはない。
夢の島のように、いつまでも子供でいられるわけない。
戻ってきた遙は、とつとつとオーストラリアで感じたことや、自分の気持ち、これからどうしたいかを話してくれた。
その話を、何度もうなずいて聞いた。
キラキラした遙の瞳は本当にきれいで、まぶしくて。
こっちまで、嬉しくなってしまう。
「遙も見つけたんだね」
私は笑って祝福する。
嬉しいのに。
ああ、お願い。
涙出てこないで。
気持ちとは裏腹に涙はにじむ。
私を見た遙と真琴が顔を見合わせた。
そして、優しく笑って傍により、私を左右からぎゅっと抱き締めてくれた。
優しい優しい私の幼なじみ。
大好きな大好きなはるかちゃんとまことちゃん。
「------------------っ・・はなればなれに、・・なっちゃうねぇ・・・・」
涙はもう決壊してた。
ずみずび鼻をすする私を真琴が困ったように見てる。遙は無表情だけど、寄り添ってくれて。
真琴は東京。遙も、どこかはわからないけど遠くに行くだろう。
二人の腕を片方ずつ握りしめて、おいおいと泣いた。
二人とも夢を掴んでね。
どうか元気で。
私も、夢を見つけるから。
2人を応援できる私になるから。
END
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高校時代って、自分の中では将来を考えるには時間がなくて、長々放置してるともう決断だせっていわれるイメージがあるんですよね。
強制的に大人にジョブチェンジさせられる環境というか。
ずるずる往生際悪く「子供」に縋り付いた末の結末が今のダメ人間な管理人です。
はるちゃん目標を見つけられてよかったね。
最終回楽しみだわ~
泣いちゃうわ~
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