生存報告と拍手返信兼、夢SS置き場。
SSは本編に絡んでいるようで絡んでない感じのもの。
案外ジャンル問わずなんでもありになってたりします。
増える増えないは気分次第です(笑)
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種運命編13~15話のシンのモノローグです
なんであの時ぶん殴ったのか~とか
そのあとの心情とか
どうにも本編で補完できそうにないのでこちらに。
人によっては蛇足かもしれない。
これお話じゃないね!ポエムだね!
ってかんじの出来です(笑)
どうして?と、その目は聞いてくる。
どうして?と、悲しい眼差しで俺をみる。
どうして?と、俺を責める目だった。
俺はみんなを助けた。
ミネルバを守ったんだ。
裏切ったオーブを。
敵の連合を
俺は倒した
俺は、間違ってない。
みんながよくやったって言った。
誰もが凄いと称讃した
誇らしかった。
なのに、たった1人の眼差しが、俺を責め苛む。
なんで? なんでだ?
殺したからか?
たくさんの人を殺したからか?
あの状況じゃ仕方なかった!
お前だって分かってるじゃないか!
なんで。
辛い顔するんだ。
俺は、お前に誉めてほしかったのに。
優しさが、お前を蝕んでる。
他人を思いやるせいで、おまえはいつも、いつも、苦しんでる。
自己犠牲?
自己満足?
どっちにしたってお前は苦しんでる。
なんでだよ。
こだわって、どうにかなるのかよ。
だって敵なんだ。
倒さなくちゃこっちが死ぬ。
なんで苦しむ。
やめればいいだろ。
そうすれば苦しまなくてすむだろ。
苦しいって、助けて欲しいっていてくれたら、俺は――――
わかってる。
お前はそういう事ができないって。
だから俺はお前の為に戦いたいって思ったんだ。
誰かの為に戦うお前を守る為に、俺は戦いたい。
そう思ったんだ。
傷つくこと言ってごめん。
頼むから、抱え込まないでほしい。
俺は見たくないから。
だから、なんでも教えてほしい。
言ったら重荷になるのかな。
踏み出せないでいるのは、俺が、お前が壊れるのを見たくないからだ。
俺たちの今が壊れるのが嫌だからだ。
難しいな。
どうして、簡単なものにならないんだろう。
本当に、難しい。
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